
農園の荒れ地で、この季節に良く見かけるこの花は、その名も「ワルナスビ」。ずいぶんひどい名前が付けられたものです。でも、それには理由が
あります。葉や茎にトゲがあって、知らずにさわると、とても痛いです。また、全草に毒があり、牛などが食べて中毒になることもあるそうです。さらに、繁殖力が非常に強く、トラクターで耕耘されても、ちぎれた根から芽を出してどんどん広がる、かなりの厄介者なのです。花は、茄子かジャガイモのようにかわいいのに意外な結末です。それでも、マルハナバチは、お構いなしに花粉を食べています。ナス科なので、蜜はなさそうですね。ミツバチは来ていません。マルハナバチだけが、5~6匹来て食事中でした。何匹も来てかじった印に黄色いオシベが茶色くなっているところもあります。そう思って見ていると、マルハナバチが悪役に見えてきました。ワルナスビと悪マルハナバチ・・・決してそんなことないんですけどね。(asa)
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